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原口 文仁

2022年1月1日

原口 文仁知人に紹介された人間ドックで、全く想定していなかったガンを宣告されました。
子供のころからの夢のプロ野球選手になれ・・
ケガや故障も何とか乗り越え・・
育成枠から支配下選手に再登録され・・
一軍の試合で結果を残すことが、やっと出来るようになったシーズンオフの時でした。
ただただ驚きました。
でもなぜかすぐに、おこがましいのですが、自分がプロ野球選手として復活することが、
多くのガン患者さんに何か与えることができるのでは・・
それが神様に与えられた僕の使命ではないかと思いました。

そこからは、自分がどんな形で復活するかのイメージが、どんどん浮かび上がりました。
手術をして、リハビリをして、二軍の練習に参加!
そして、一軍の試合で活躍する最高の復活シーン
もちろん、完治することを思い込んで。
何の根拠もなく。

そして、本当にイメージ通りに、
手術から5ヶ月後の2019年6月4日千葉ロッテ戦。
フェンス直撃のタイムリーヒット。
打席に向かうときの尋常ではない大歓声、
待ってくれていたファンの皆様の温かさ、
支えてくれた周囲への感謝、
そしてグランドに立てる喜びで、胸がいっぱいになりました。
その後野球では、もっとうまくなりたい思いで試行錯誤をしていますが、
毎日野球ができる喜び、生きていれる喜びを感じ、些細なことに幸せを感じれるようになった自分がいます。
あの時、何気なく行った人間ドックで今があります。
ガンは早く見つかれば治る病気だと信じています。
皆様、とにかく早く早く検診に行ってください。必ず大丈夫です。

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