AYA week 2022運営委員会の寺田和樹です。
私はAYA世代(15歳)で急性骨髄性白血病を発症した小児がん経験者です。
現在は成田赤十字病院小児科で血液腫瘍、一般小児を診療しています。
私は高校1年生で病気を発症し約1年間の入院治療が必要でしたが、幸いにも特別支援学校や原籍校のお力添えがあり留年することなく元の学校生活に戻ることができました。
医療者となり、当時は当たり前と思っていた元の学校に留年なく戻ることが日本全国ではとても珍しいことであることにとても驚きました。
高校生のがんについて医療者はもちろん、教育関係者及び教育委員会などの行政に理解していただき、日本全国で高校生が留年することなく元の学校に戻ることができるよう、AYA week 2022に取り組みたいと思います。