AYA WEEK2023実行委員を務めております近畿大学の高濱隆幸です。
普段は「腫瘍内科」という科で、いろんな種類の「がん」と付き合っている患者さんの診断や治療を担当しています。私が担当しているがん患者さんは、高齢の方が比較的多いため、AYA世代のがん患者さんが腫瘍内科に来られた際には、周りを見渡して仲間がいないような感覚になってしまうかもしれません。そして、インターネットやSNSを覗いてみたときに情報の少なさにがっかりしたり、正しくない情報に触れてしまったり…という場面を見聞きしてきました。
そこで、私はAYA WEEK2023を通して「AYA世代のがん」についてインターネット上に情報があふれるようにしたいと思っています。同じように治療を頑張っている仲間や、支援したいと思っている人たちがこんなにたくさんいることをお伝えしたいのです。
昨年に引き続いて「知ろう、一緒に。」のスローガンと共に、AYA世代のがんについてもっと多くの方に知ってもらえる企画がたくさん予定されています。また、今年は昨年以上にフラッグ企画や交流会を通して「つながる」ことを目指しています。
ぜひ、皆さんとつながりを感じられる、そんな1週間にしたいと思っています。