自称・元祖AYAがん患者の大谷貴子です。AYAがん、という言葉も無い時代に白血病になり、38年目に突入しました。25歳で罹患し、63歳になろうとしています。当時は、命さえ助かればそれでヨシッ!という時代。妊孕性温存など全く考えられていませんでした。治療後に「働きたい」と、言っても、「えっ?」と振り返られる始末。あれから38年。たくさんの医療者に助けられ、たくさんの様々な医療資源、社会保障に救われ、そして、なによりたくさんのAYAがん仲間とつながれる時代になりました。現在、闘病中の方々、どうか、夢と希望を持って、今を乗り切ってください。そろそろ治療の先輩になってきている方々、さらに明るく楽しく生きましょう!あっという間に、還暦を迎えますよ。トシを重ねることを一緒に楽しみましょうね。