私は25歳の時に「乳がん」になりました。
いつか病気になるかもしれないとは
考えていましたが、
まさか若くしてがんになるとは
当時一ミリも思っていなかったのが本音です。
がんについて知らないことだらけでしたが、
手術をしたり治療をして
少しずつ自分にとっての”選択”を決めて
乗り越えてきた。
この経験が、精神的にもだんだん自分を
強くしてくれました。
「若いのに大変ね」
この言葉は当時たくさん耳にしたフレーズ
仕事や恋愛など自分が掲げていた
夢や目標が終わったなと一瞬思いましたが、
“やれない後悔よりやる後悔だ”と思い
治療と仕事を両立して歩むことを決めました。
一人で悩む時も気づいたら仲間がいて
手を差し伸べてくれる方がいたからこそ
その道に踏み出せた。
そして自分の歩んだ道を
気づいたら誰かが見つけてくれたり、
新たに新しい道を作ってくれたり。
一度きりの人生を
少しでも楽しいに変換しながら
たいへんな毎日を乗り越えて行こうと思っています。