AYAweek2025で実行委員でメディアチームを担当してます。私は生後2ヶ月の時、急性リンパ性白血病になりました。親からガンの説明を受けたのは、小学4年生の頃でした。大学生になるまで、ガンや白血病という言葉が持つ『重み』のようなものは全然、理解できていませんでした。中学一年生の時、『あなたはよかったね、5体満足で』と、母に言われた言葉が忘れられません。
当時、不登校の友達を毎日、家まで迎えに行っていました。2ヶ月くらい経った頃、担任の先生に呼び出されて、『余計なことはしなくていい』と怒られました。何が正しくて、何が『よかった』のか、全くわからなくなりました。ただ、不安で、保健室の先生には相談できましたが、全然足りなくて、放課後に一人で帰りながら毎日泣いていました。AYA weekを通して、母に言われた言葉を自分なりに噛み砕くヒントを得たいと思いました。自分に何ができるかは、まだまだ手探りではありますが、今度こそ誰かの勇気になりたいと思います。