白石 恵子

共に知り、考えることの大切さ

白石 恵子AYA世代でがんを経験している方、AYA世代のがんについて取り組んでいる医療者、その他に興味を持ってくれている方、これを全部集めて数えてみても、世の中の人の数で考えると、とてもとても少数だと思います。このHPにたどり着いて、ここを読んでくださっている方、本当に貴重です。

がんは突然やってきます。なかなか20~30代でがんになるなんて想像もしていないと思います。「最近なんとなく疲れがとれないな、気が付いたらおなかが太った気がする・・」なかなか受診行動に結びつかないのも無理はありません。なぜなら、今の身体の症状が大きな病気だなんて思っていないからです。

AYA世代のがんは身近でないのですが、実際にがん罹患する人は年間2万人程度もいるのです。もしかしたら、学校や職場、ご近所にがんを経験したことのある人がいるかもしれません。私たちは何ができるのでしょうか。

言葉はとても大切で、一言で傷つくこともありますし、その一言に救われることもあります。この機会にAYA世代のがん経験者について知って、私たちにできる何かを考えてみませんか?少しでも多くの人がAYA世代のがんについて興味を持ってもらえると、きっと世の中何かいいこと起きそうな気がします。応援よろしくお願いします。

AYA week 2025 副実行委員長
白石 恵子
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