高野 利実

想いと出会いで世界が広がる

高野利実AYA week 2025で副実行委員長を務めている高野利実です。

腫瘍内科医で、がん研有明病院では、主に乳がん診療に取り組むとともに、AYA支援チームなどのサバイバーシップ支援活動も担当しています。

がんという病気は、病気そのもののつらさに加えて、それにまつわるイメージのせいで、がん患者さんを生きづらくさせてしまうことがあります。イメージに惑わされることなく、がんがあっても、がんがなくても、誰もが自分らしく過ごせるような世の中にしていきたい、という想いで、AYA weekの活動に取り組んでいます。

AYA week 2023以来、3回目の参加ですが、いろんな想いを持った、いろんな立場の皆さんと出会えて、世界が広がりました。これからも、人間のつながり(ご縁)を大切に、活動していきたいと思っています。
私のモットーは、「人間に基づく医療(Human-Based Medicine; HBM)」です。医療の主体は人間で、医療の根拠は人間の語り合いで、医療が目指すのは、人間の幸せだ、という考え方です。AYA weekの活動は、まさに、HBMの実践だと感じています。

是非、皆さんも、身近なところから、人間の輪を広げていきましょう!

AYA week 2025 副実行委員長
高野 利実
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