高野 利実

「誰もが生きやすい明日」を創っていきましょう!

高野利実AYA week 2025 副実行委員長の高野利実です。
東京のがん専門病院(がん研有明病院)の腫瘍内科医で、主に乳がん診療を行いながら、AYA支援チームなどのサバイバーシップ支援活動も担当しています。
私自身がAYA weekに参加したのは、2023のときでした。どんなものだか見てみよう、くらいの気持ちだったのが、この活動をきっかけに、様々な想いを持った、様々な立場の皆さんとつながることができ、世界が広がりました。そして、思いがけず、2025では副実行委員長を務めることになりました。
せっかくいただいたご縁ですので、過去5年間のAYA week活動の積み重ねを大事にしながら、新しい取り組みも始め、活動のすそ野を広げていきたいと思っています。
AYA week 2025で目指したいのは、下の3つです。

人のつながりを広げる
一番大切にしたいのは、人と人とのつながりです。AYA世代とがんへの理解を深め、できるだけ多くの人に自分事として考えてもらえるよう、情報を発信していきたいと思っています。皆さんも、身近なところで、AYA世代とがんについて語ってみましょう。
自分のできるところから一歩ずつ
一部の人だけが旗を振るのではなく、みんなが、自分のできる範囲で取り組むことが重要です。無理なく、自分のペースで、助け合いながら、一歩踏み出してみましょう。「○○しなければ」という「マスト」ではなく、「○○してみたい」という「ウォント」の気持ちで取り組めるような雰囲気にしたいと思っています。
誰もが生きやすい明日へ
これがAYA week 2025のテーマです。AYA世代のがんについて考えながら、「誰もが生きやすい明日」を創っていきましょう。
がんという病気は、病気そのもののつらさに加えて、それにまつわるイメージもあって、がん患者さんを生きづらくさせてしまっています。がんがあっても、誰もが、自分らしく、普通に生きられるような社会にするために、社会全体の理解を深めていきたい、というのが私の願いです。
AYA week 2025で、是非一緒に取り組んでいきましょう!

AYA week 2025 副実行委員長
高野 利実
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