2022年は企業イベントにてご協力し、2023年は実行委員としても活動をしている、二宮みさきと申します。
わたしは28歳で乳がんになり、あっという間に8年が過ぎました。2021年からは「CancerWith」というオンラインがん相談サービスを立ち上げ、看護師や社労士、キャリアコンサルタントといった専門の相談員の皆さまとともに、患者・ご家族の皆さまの相談にできる限り寄りそい回答をしています。患者さんが医療者に直接言いづらい、お金や家族、仕事などの相談にも対応できるプラットフォームを提供しています。
コロナ禍によって急激にオンライン診療が拡大したように、「オンライン相談」も拡大すべく、企業・医療機関・行政の皆さまと連携しながら活動を広げており、少しずつ連携先も増えてきました。
わたし自身が罹患した際、20代でがんを患った方がまわりにもインターネットにもほとんどおらず、「仮に元気になってもバリバリ働くのは無理かもしれない」と思っていました。しかし今では元気に活動できています。AYA世代当事者でいられる期間は残り少しになってきましたが、誰か一人のロールモデルになれるよう、今後も活動を広げていきます。
株式会社ZINE 取締役COO 二宮みさき