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楠木 重範

楠木 重範
AYA week 2023実行委員会の委員長を務めさせていただいております、小児科医の楠木重範(くすきしげのり)と申します。
14歳で悪性リンパ腫を発症し16歳まで治療をしていた、がん経験者でもあります。なぜ、AYA世代のがんのことを社会に知ってもらわないといけないのか?
それは、正しい知識を持っていないと、知らず知らずのうちに、がんを経験している当事者を傷つけてしまうことがあるからです。がんという病気は、「がん」と同じ言葉がついていても異なる病気です。
ステージという言葉も一般化してきましたが、それがどういう意味を持つのかは、がんの種類によって異なります。
マスコミなどが、がんを公表した有名人などに「ステージは?」と質問をしているのは、何が目的か全く意味が分からず、不快でしかありません。そして、知って欲しいのは病気の知識よりも、がんを経験した若者の気持ちです。がんであろうとなかろうと、一人の若者として尊重される社会にするためには、
がんという病気は、いつ、誰がなってもおかしくない病気であり、誰も悪くないということを、社会が実感する必要があります。
そのためには、たくさんの声が必要です。
AYA week 2023へのご協力をよろしくお願いいたします。

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