AYA世代は、新しい経験を重ね、様々な出会いがあり、悩みもたくさん。
この重要な時期を、がんと向き合うのは簡単なことではありません。
学びたい人が学び、働きたい人が働き、子供を持ちたい人が子供を持つ。
がんがあっても、大事なことをあきらめなくてよいように、
人生と治療の両立を支える仕組みが必要です。
そして、仕組み以上に重要なのが、まわりのみんなの理解です。
誰もが生きやすい明日をつくるために、
「AYA世代とがん」について、みんなで考えましょう。
*思春期・若年成人を指し、年齢の範囲は、世界でも国の政策等によって異なります。
AYA week 2026では、様々な企画が行われます。
気になるイベントがあれば、是非参加してみてください。
自分でイベントをつくるのもありです。
関心を持っていただくだけでも素晴らしいし、まわりにしゃべったり、SNSで発信したり、イベントに参加してみたり、いろんな形でかかわっていただければ、と思います。
あなたの一歩が、「誰もが生きやすい明日」につながります。
AYA week 2026は、2026年3月7日から3月15日の1週間。この期間を中心に、全国でたくさんのイベントが開催されます。
是非、多くの皆さんにご参加いただき、情報を発信していくことで、「AYA世代とがん」への関心を高め、活動の輪を広げていけるのではないかと期待しています。
AYAとは、Adolescent and Young Adult (青年と若年成人)の略で、日本ではおおよそ、15歳~39歳の世代を指します。
AYA世代は人生の中でも、特に、多くの変化を体験する年代です。
勉強、部活、友達、恋愛、親からの独立、資格取得、就職、結婚、出産、子育て、、、
自身の価値観も変化し、新たな出会いとともに、未来の選択肢が広がる時期です。
がんは誰もがなりうる病気で、AYA世代にがんがわかる患者さんも少なくありません。
ただ、より上の世代や下の世代(小児)と比べて、AYA世代の方ががんになったときのサポートが手薄い現状があります。
AYA世代のがん患者をサポートするための仕組みを充実させるとともに、社会全体の理解を深めていくことを目指して、AYA weekが開催されます。
「誰もが生きやすい明日」に向かって、みんなで取り組んでいきましょう!

